「私達の出来る機能訓練はありますか~?」普段のケアが機能訓練にならないかと?悩んでいる介護士さんへ・・立ち上がり時の工夫で利用者様の膝を守れます!

機能訓練の本当の話

機能訓練をしていると、せっかく機能が向上したのに日常生活に戻ってしまうと筋力が低下してしまうという残念な事があります。

毎日機能訓練ができれば、利用者様の機能は向上しますが、現場ではなかなか毎日はできない事があります。

もちろん本人の意思があって毎日自分で言われた課題ができる環境だったり、本人のやる気が継続するんでしたらどんどん改善していきますが、認知症などある場合はなかなか難しいと言えるでしょう。

介護スタッフさんだって、利用者さんの機能が落ちていくのを見ていくのは辛いと思いますが、やらないといけない仕事に追われレクの時間も取れないのが現実だったりします。

そしてどんな訓練をしていいのか分からない場合もあります。

本日はケア中に出来て利用者様の膝を守る簡単な訓練を紹介します。

大げさ事ではないですが、しっかり行うと最大限の力を発揮する効果的な訓練です。

○椅子からの立ち上がり方で出来る訓練方法

椅子から立ち上がる時に、多くの利用者様は何かにつかまって立ち上がることが多いです。

もちろん何かを使わないと転倒してしまう場合は何かをつかんでください。

しかし本人に筋力があり、転倒のリスクが少なく、介助者がすぐに支えられる場合はご自身の膝に手をついて立ち上がるように促してみてください。

なぜこの動作がいいのか説明すると、利用者様もやる気を起こして行ってくれます。

その理由とは膝に手を置いて立ち上がると膝に圧迫力がかかり関節内に油が増すからです。

膝の内圧が上昇して、関節内に油ヒアルロン酸が増していきます(関節内は負荷がかかると滑液という油が出る仕組みになっています)

その結果膝の動きが良くなって膝を守ることができるんです。

また何かにつかまって立つと足の筋力をあまり使わなく立ち上がってしまいます。

しっかりと膝で立ち上がることで、足の筋力も鍛えられる一石二鳥の立ち上がり訓練になります。

これを知ってると介助者は介護と同時に機能訓練を行えるということになります。

【注意】利用者様の筋力によってはすぐに立ち上がれない場合があります。

この場合はお尻を浮かす事から始めるといいですよ。

お尻を浮かすだけでもトレーニングになりますね。

◇膝の負担のかからない立ち上がり方

膝に負担のかからない立ち上がり方を紹介します

○浅く腰掛けます

○つま先を膝より体の近くに引きます

上から見て膝の下につま先が軽く見える程度が理想的です。

○つま先と膝の向きは同じ方向に向けます

つま先が外側に向いていたり、内側に向いていたりすると立ち上がる時に足がねじれてしまいます。

同じ方向に向くように気をつけてください。

○足を腰幅に開きます

ちょうど股関節の下に足がくるように幅に注意して足を開いてもらいます。

このままお辞儀をするようにお知りを上げていくとテコの原理で立ち上がれます。

○まとめ・1日で考えると何回立ち上がれるのでしょうか?

立ち上がるたびに足のトレーニングになるし、続けると残存機能が向上するので介助も楽になってきます。

ただし、下半身不安定な方や、立ち上がる事で転倒のリスクがある方には十分注意して、むやみにやらないでください。

自分のやりたいことだけでは、事故につながってしまいます。

その方に合った方法を選択し提供できるといいですね。

分からないことや、ご意見などありましたらメッセージお願い致します。

本日もブログを読んで頂きまして本当に有難うございました!

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